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岩川美花、敵地でアトム級暫定王座獲得ならず 地元のサモラノが大差の勝利

2025年6月15日 19時15分

 14日(日本時間15日)メキシコ・ソノラ州エルモシーヨで行われたWBC女子アトム級暫定王座決定戦は地元のカミラ・サモラノ(メキシコ)が元同級WBO、IBFチャンピオンの岩川美花(姫路木下)に3-0判定勝ちを飾った。

サモラノの右に苦しんだ岩川㊧ photo/Zanfer

 初回、左右連打で先制したサモラノが身長、リーチを活かして3回には右を命中させてリード。4回に右ボディーを決めたサモラノは以後コンスタントにボディー打ちをヒット。岩川は左構えにスイッチするなど揺さぶりをかけるが、地元ファンの声援を背に受けるサモラノは右を断続的に浴びせて乗り切る。

 終盤もペースは変わらず、9回、左ボディー、右でチャージした17歳のサモラノが最終10回にもボディー打ちで優勢。スコアカードは100-90が2者に98-92でサモラノの手が上がった。岩川はパンチを食らってもダメージを感じさせなかったが、オフェンス面で見せ場をつくれなかった。

 サモラノは12勝1KO無敗。岩川は13勝4KO8敗1分。アトム級は4団体統一チャンピオンにティナ・ルプレヒト(ドイツ)が君臨する

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