コンセイサンが4度目の世界挑戦に前進 ターゲットはWBC・S・フェザー級王者フォスター
2024年4月14日 16時05分
2024年4月14日 15時58分
13日(日本時間14日)米テキサス州コーパスクリスティでトップランク社が開催したヘビー級ダブルヘッダーはいずれもフルラウンドの戦いとなった。メインの大型ホープ、ジャレッド・アンダーソン(米)vs.元WBAクルーザー級レギュラー王者リアド・メルウィ(ベルギー)は、アンダーソンが大差の3-0判定勝ち。セミに出場したエフェ・アジャグバ(ナイジェリア)はグイド・ピアネロ(イタリア)に2-1判定勝ちを収めた。
毎試合、凝った入場シーンを見せるアンダーソン(24)は昨年11月、スピード違反などで逮捕された醜聞を“自虐ネタ”にするようにカーレーサーのヘルメットをかぶってリングイン。WBCライト級王者シャクール・スティーブンソン、東京五輪ライト級銀メダリスト、キーション・デービス(ともに米)がエスコートした。
アンダーソンは左ジャブを決めてスタートを切ったがディフェンスを固めてほとんど手を出さないメルウィ(31)を攻めあぐむ。ヘビー級の豪快なシーンを期待した観衆からブーイングが巻き起こる中、ラウンドが進行した。
途中からサウスポー構えで対処することが多くなったアンダーソンは18センチの身長差を活かして右ジャブをコツコツ当てながら時おり左を浴びせてポイントを奪取。最後まで盛り上がりを欠いたものの、100-90が2者に99-91のスコアでアンダーソンの手が上がった。
2度目の判定勝利のアンダーソン(WBO4位、WBC5位)は17勝15KO無敗。WBOインターナショナルとWBC合衆国ヘビー級王座を守った。ヘビー級は4戦目で米国初リングだったピアネロは32勝26KO3敗。
一方、アジャグバvs.ピアネロは初回、右をねじ込んで優勢だったピアネロ(29)が2回終了間際、右で効かせてチャージし、アジャグバをダウン寸前に追い込む。終了ゴングが鳴るとコーナーを間違えるほどダメージがあったアジャグバ(29)だが、以後、右を武器に挽回を図る。
中盤は右アッパーを突き上げるナイジェリア人がポイントを連取。引き離しをかける。8回から左構えで対処するアジャグバにピアネロが息を吹き返して反撃。最終10回、アジャグバを追い込んで終了。拮抗したスコアが予想される中、読み上げられたスコアは96-94で割れ、もう一人は96-94でアジャグバだった。
WBCシルバー・ヘビー級王座の防衛を果たしたアジャグバ(WBC4位)は20勝14KO1敗。ジョー・ジョイスやダニエル・デュボアといった英国勢のスパーリングパートナーを務めたピアネロは12勝10KO2敗1分。Photos by Mikey Williams/Top Rank
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