Ｌ・ヘビー級ランカー同士、ＩＢＦ３位ガブリエル・カンピーリョ（スペイン）×ＷＢＣ８位セルゲイ・コバレフ（ロシア）の10回戦が19日（日本時間20日）米国コネチカット州アンキャッスビルのモヒガン・サン・カジノで行われた。

　強打を武器に米国東部でリングに上がるコバレフが初回から優勢。３回、右でサウスポーのカンピーリョをグラつかせたロシア人は立ち続けに３度ダウンを奪い、試合を決めた。ＴＫＯタイムは１分30秒。

　今後、上位陣の脅威になりそうなコバレフ（29）は20勝17ＫＯ１分無敗。元ＷＢＡ王者カンピーリョ（34）は21勝７ＫＯ５敗１分。

　同じリングのＮＡＢＦミドル級王座決定戦はスピード決着。これがミドル級初ファイトのカーティス・スティーブンス（米）がＷＢＣ９位エルビン・アヤラ（米）を初回痛烈に２度倒し、１分10秒ＴＫＯ勝利を飾った。