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マルティネス×ブルゴスは不可解なドロー

2013年1月20日 15時52分

 

 同じくMSGザ・シアターのリングで行われたWBO世界J・ライト級タイトルマッチ、王者ローマン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ)-挑戦者フアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)は12回3者3様のドローに終わった。

 ダウンシーンはなし。不可解な結末が待っていた。2回からペースを握ったブルゴスが中盤、執拗なボディーアタックでマルティネスにダメージを与える。それをしのいだプエルトリコ人は挽回を試みたが、9ラウンド以降、再びメキシカンが追い込んで終了。

 王座交代と思われたが、公式スコアは117-111(ブルゴス)、116-112(マルティネス)、114-114でドロー。マルティネスの防衛成功となった。ブルゴスは3年前の長谷川戦に続き、涙をのんだ。

 試合を全米に放送したHBOが実施した視聴者アンケートでも80%以上がブルゴスの勝利と回答した。
=PHOTO/SUMIO YAMADA=

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