井上尚弥が帰国 聖地で快勝に「アピールできた」
今後はバンタム級4団体統一にあらためて意欲
2020年11月2日 20時55分
2020年11月2日 17時39分
あす3日、大阪市のインテックス大阪5号館Aで開催される予定だったWBA世界L・フライ級スーパー王座戦が延期となった。日本ボクシングコミッション(JBC)と主催のワタナベジムが2日発表した。チャンピオンの京口と50代チーフトレーナーが新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応を示したことによるもの。
WBAスーパー王者の京口と挑戦者10位のタノンサックはこの日、大阪市内で調印式と計量を行い、京口は48.8キロ、タノンサックが48.7キロでリミットの48.9キロに合格。京口は「完勝したい」と決意を語っていた。
タノンサックをサポートするグリーンツダジムの本石会長によると、タノンサックのビザが年内はあるため、タノンサックは帰国せずに新たな日程を待つことを希望しているが、現時点では新たな日程は決まっていない。あすの興行は前座を含めて興行そのものが中止となる。チケットの払い戻しについては後日詳細を明らかにする。
今回の世界タイトルマッチはコロナショックによる興行自粛後、国内で初めて行われる世界戦として注目を浴びていた。海外では7月、WBO・S・フェザー級王者ジャメル・ヘリング(米)が試合前日に検査陽性となり試合が延期になったケースがある。結局この試合は9月に入ってから実現した。
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