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スーパーミドル級森脇唯人がA級デビュー 韓国王者ベクに判定勝ち

2025年6月19日 21時10分

 19日の前座では東京五輪日本代表の森脇唯人(28歳=ワールドスポーツ)がプロデビュー戦(76.2kg契約8回戦)に臨み、韓国ミドル級王者のベク・ハソ(モンゴル/韓国)に78—73、79—72、79—72の3—0判定勝利を収めた。

森脇㊨はデビュー戦で韓国王者に8回判定勝ち

 左を上下に伸ばし、右オーバーハンドを放つ長身の森脇は3回、右を放ちながら前に出るベクに左をカウンタ―して尻もちをつかせる。

 だが、左右ブローとも力みの目立つ森脇に、ベクは徐々に反撃。5回には左右フックからのコンビネーションを決めてみせた。森脇は、空振りするとバランスを崩すシーンも再三。上体に力が入りすぎることに加え、下半身が上体の動きについていかない印象だった。

 それでもプロ初陣で8ラウンドを戦い抜いて韓国王者にほとんどペースを渡さず勝利してみせた。森脇(28歳)は1勝。ベク(34歳)は3勝2KO2敗となった。

ランにストップ勝ちの大橋㊧

■フェザー級8回戦 大橋蓮(大橋)[TKO5回2分23秒]

 フェザー級8回戦は、日本フェザー級15位の大橋蓮(大橋)がOPBF・S・バンタム級11位のラン・コウコウ(中国)に5回2分23秒TKO勝ちした。

 左フック、右を思いきり振ってくるランだったが、大橋は右へのステップを多用しつつ、左ストレート、左アッパーをヒット。サイズでも劣るランは鼻血を流す苦しい展開に。

 リラックスしてストレート、アッパーを伸ばす大橋に対し、ランも時折左フックのカウンターを決めたが、次第に大橋の強打を浴びて防戦一方に。5回、大橋がロープを背負わせて連打すると、レフェリーがようやく試合を止めた。大橋(23歳)は4勝4KO。ラン(29歳)は13勝9KO9敗2分。

◇東日本新人王予選ライト級4回戦
山口聖矢(大橋)[判定3—0(39—36、39—36、40—35)]木内凌祐(セレス)

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