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3150×LUSHBOMUがキルギスで興行 メインは健文トーレスのWBA挑戦者決定戦

2025年6月24日 18時44分

 亀田プロモーションは24日、都内で会見を開き、7月20日(日)にキルギスの首都ビシュケクで「3150×LUSHBOMU7」を開催することを発表した。

左から亀田氏、健文、オソエフ大使

 当日は全8試合を予定している。メインでWBAスーパーフライ級10位の健文トーレス(TMK)が暫定王者のダビ・ヒメネス(コスタリカ)と同級挑戦者決定戦(12回戦)を行うほか、「キルギスvs日本 対抗戦」が3組。またリオ&パリの五輪金メダリストでプロでもWBAミニマム級ランクに入っているハサンボイ・ドゥスマトフ(ウズベキスタン)などアマチュアのトップ選手も出場する。

 プロモーターの亀田興毅氏によると、昨年9月に初めてキルギスを訪問する機会があり、同国ではプロが活躍する場がないと聞いて自身で開催したいと考えたという。この日の会見にはエルキンベク・オソエフ同国特命全権大使も出席し、「キルギスのスポーツ発展のため、日本との友好関係のために貢献していたただけるもの」と期待を寄せた。

 キルギスといえば90年代に協栄ジム所属で世界チャンピオンとなったオルズベック・ナザロフ(WBAライト級)の出身国だが、今回が同国初のプロボクシング興行になるいう。キルギスにはプロの統括組織がないため、亀田氏は日本ボクシングコミッション(JBC)と連携して開催することにしている。試合にはナザロフさん(現キルギス・ボクシング連盟副会長)も来場する予定。

 歴史的な舞台でメインを任せられたトーレスは、「寝る前もヒメネスの試合映像を見て研究しています。タフネスを持つ選手ですが、技術面では僕に勝てない」と語り、必勝宣言をした。トーレスは勝てばWBA王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に挑む権利を手にすることになる。

 当日は14時に第1試合開始予定(日本との時差はマイナス3時間)。ABEMAで無料ライブ中継されるが、現地ではチケットが無料という。亀田氏は今後も定期的にキルギスでの興行開催を望んでいる。「中央アジア全体を巻き込んでやりたい」と目標を語っていた。

■「3150×LUSHBOMU7 inキルギス」全カード
●WBAスーパーフライ級挑戦者決定戦:
ダビ・ヒメネス(コスタリカ)-健文トーレス(TMK)


●ライト級6回戦
ムナルベク・セイトベク・ウル(キルギス)-相手未定


●スーパーフライ級8回戦
ハサンボイ・ドゥスマトフ(ウズベキスタン)-相手未定


●スーパーフライ級6回戦
サケン・ビボシノフ(カザフスタン)-クリスチャン・レガネ(比)


●ミドル級6回戦
イフティヤル・ニショーノフ(キルギス)-ハルナ・セマティレ(ウガンダ


●キルギスvs日本③ 71キロ契約6回戦
エルダール・トゥルドゥバエフ(キルギス)-佐々木る玖(KWORLD3)


●キルギスvs日本② 50キロ契約6回戦
アンヴァル・ホジエフ(キルギス)-入田力斗(ワタナベ)


●キルギスvs日本① 53キロ契約6回戦
ザファルベク・カミロフ-花田颯(KWORLD3)

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