ＯＰＢＦ＆日本ライトフライ級王座決定戦が８月３日に大阪・住吉区民センターの六島ジム主催興行で開催されることになった。カードは日本１位・井上彪（六島）－日本２位・谷口将隆（六島）。

　両王座はともに前チャンピオン（ＯＰＢＦはタノンサック・シムシー、日本は高見亨介）の世界戦出場が決定したことを受けて空位となったもの。これを新鋭と元世界王者のベテランが争うことになった。

　谷口は元ＷＢＯミニマム級王者。Ｌ・フライ級でタノンサックとのＩＢＦ挑戦者決定戦で惜敗し、再び国内からの出直しを宣言。５月に２階級上のコンドル稲葉（ピューマ渡久地）をワンパンチＫＯして健在をアピールしている。世界２階級制覇を成し遂げるには落とせない一戦となる。

　井上は宮崎・日章学園高で全国タイトルを獲得するなどアマチュアで活躍後、一度は警察官となったが、夢を追ってプロ入り。ここまで４勝２ＫＯ１敗１分の戦績で、唯一の黒星はＷＢＯアジアパシフィック王者ジェイソン・バイソン（比）に判定負けしたものだ。格上の谷口を破って一気にこの階級の主要キャスト入りを狙う。

　同じリングでは韓亮昊（ＩＢＦスーパーフライ級ランカー）、アマ全日本王者の中山慧大、山﨑海斗ら六島ジムのホープたちがこぞって出場する。