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S・ミドル級王者候補エンビリが明日WBC暫定王座決定戦に出場

2025年6月27日 12時48分

 サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が4団体統一王者に君臨するS・ミドル級のWBC暫定王座決定戦が明日カナダのケベックシティで開催される。26日に行われた計量で、WBC1位クリスチャン・エンビリ(フランス/カナダ)、同級7位マチェック・スレッキ(ポーランド)とも167.7ポンド(76.07キロ)をマークし、リミットの168ポンドに合格した。

計量に合格したエンビリ㊧とスレッキ photo/Vincent Ethier(Eye Of The Tiger)

 アフリカのカメルーン出身でフランスでキャリアを進め現在カナダに居住するエンビリ(30)はこれまで28勝23KO無敗。ダイナミックなパンチャーで、当初はWBO1位を筆頭に上位にランクされるディエゴ・パチェコ(米)との対決が計画されたが、合意に達しなかった。相手のスレッキ(36)は昨年8月、パチェコのボディー打ちに沈み6回KO負けした選手。その後再起してアリ・アクメドフ(カザフスタン=WBO・S・ミドル級14位)に10回TKO勝ちでWBCシルバー王座を獲得した。戦績は33勝13KO3敗。

 そんな背景から予想はエンビリのストップ勝ちに集中。エンビリは「パチェコよりも早く倒すのが目標」と語っている。

 セミ格のS・ミドル級10回戦は村田諒太のミドル級王座に挑戦したスティーブン・バトラー(カナダ)が167.6ポンド(76.02キロ)、相手のホセ・デヘスス・マシアス(メキシコ)が167.8ポンド(76.11キロ)をマーク。セミセミではヘビー級上位だったアルスランベク・マクムドフ(ロシア/カナダ=120.56キロ)がリチャード・ブラウン(ジャマイカ=118.57キロ)を相手に再起戦を行う。

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