「KOで決着を」フンドラ、「借りは必ず返す」チュー 注目のS・ウェルター級再戦!

 マニー・パッキャオが4年ぶりに復帰してWBCウェルター級王者マリオ・バリオスに挑むリングでは、セミファイナルでWBC・S・ウェルター級タイトルマッチが行われる。王者セバスチャン・フンドラ(米)vs.挑戦者元WBO王者ティム・チュー(豪州)のカードだ。《試合は7月20日午前9時~WOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで生中継される》

大流血戦となった昨年の初戦から photo/Sumio Yamada

 両者は昨年3月30日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナで対戦し、大流血戦の末、フンドラが2-1判定勝ちした。フンドラはチューが保持したWBOとともに空位で争われたWBC王座も獲得し、一気にS・ウェルター級2団体統一王者に君臨することになった。

 この時チューは元ウェルター級王者キース・サーマンと対戦する予定だったが、サーマンが腕の負傷を理由に辞退。同じリングに出場予定だったフンドラが2週間前に抜てきされた。試合は2回にアクシデントが発生。フンドラの左ヒジがチューに当たり、以降は二世ボクサーは額と頭髪の生え際付近からのおびただしい出血に染まりながらの戦いを強いられた。途中でドクターストップがかかっても不思議ではなかったが、ドクターもレフェリーもチューのセコンドも止める気配を見せず続行された。

 公式スコアは116-112、115-113、112-116でフンドラを支持。見方によってはどちらに勝利が傾いてもおかしくない内容に思えた。それが再戦が締結した要因の一つなのだが、第1戦の契約にリマッチの条項があったことも、再度2人が対戦する理由。また殿堂入り王者コンスタンチン・チューの息子で、母国で人気が高いチューには、豪州マネーのバックアップも実現をプッシュしたのかもしれない。

チューの王者復活はなるか?

 今回迎え撃つかたちのフンドラ(22勝14KO1敗1分=27歳)は「この試合は判定決着にはならないと思う。第1戦以来、私はハードトレーニングをこなし向上に努めている。しかも前回は相手が変更されてから2週間しかなかったけど、今回は10週間、調整を実行できる。ノックアウトして明白な決着をつける」と自信たっぷり。

 初戦で自身もダメージを被ったフンドラだが、今年3月に行ったコーディル・ブッカーとの2団体統一王座防衛戦では197センチの長身から繰り出す強打で4回TKO勝ち。WBOから指名挑戦者ザンダー・ザヤスとの防衛戦をオーダーされたが、チューとの再戦が決まったことで4月末にこれを返上。今回はWBCベルトのみがかけられる。

 一方のチュー(25勝18KO2敗=30歳)は昨年10月、IBF王者バクラム・ムルタザリエフに挑戦。しかし4度ダウンを奪われ、3回TKO負けする惨敗。それでも4月に地元で一時ホープと呼ばれたジョーイ・スペンサーを4回でストップして復帰。「これはアンフィニッシュド・ビジネス(未完の仕事)。リングに上がって彼を痛めつけるのが待ちきれない。借りは必ず返す。ファンを熱狂させるファイト間違いなし」と入れ込む。

 ちなみにレフェリーは第1戦と同じハービー・ドック氏(米ニュージャージー州)が担当する。

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