S・ライト級で4団体統一王座に就いたジョシュ・テイラー(英)が21日、ソーシャルメディアを通じて現役引退を発表した。最近3試合で3連敗していたテイラーだが、グローブを脱ぐ直接の原因は眼の負傷。「頻繫に発生し、視力を失うリスクを回避する時になった。医療の専門家、ドクターたちの助言を受け入れて決断した」と明かしている。

スコットランド出身で“タータン・トルナード”のニックネームで呼ばれたテイラー(34)はWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)に出場し、準決勝でイバン・バランチク(ベラルーシ)を下してIBF・S・ライト級王座獲得。決勝でレジス・プログレイス(米)を破りWBA王座を吸収した。
ピークは2021年。ラスベガスへ遠征し、2団体王者だったホセ・ラミレス(米)に判定勝ちでWBC、WBOを獲得し4団体統一王者に君臨した。しかし翌年のジャック・カテラル(英)との防衛戦は幸運な判定で勝利。肩の負傷などでブランクに見舞われたことも影響し、ベルトを次々に手放す羽目に。23年テオフィモ・ロペス(米)に敗れ、唯一保持していたWBO王座を失った。
その後カテラルとのリマッチで敗れ、今年5月、エコウ・エスマン(英)に判定負けしたのが最終戦となった。最終戦績は19勝13KO3敗。


