東日本新人王トーナメントの準々決勝が23日後楽園ホールで行われ、L・フライ級からS・ライト級まで13組の予選を勝ち抜いた選手たちが9月の準決勝に進出した(ライト級は横山雅徳=厚木ワタナベ=が計量失格のため、新人王ルールにより対戦するはずだった出畑力太郎=マナベ=の準決勝進出が決まっている)。

この日最後に行われたS・ライト級に出場した磯谷広太(輪島功一スポーツ)は和田龍樹(レイスポーツ)にフルマークの3―0判定勝ちしてプロ2戦全勝で準決勝進出を果たした。
磯谷は元世界王者輪島功一さんの「もうひとりの孫」。トレーナーを務める父・和広さんの3男で、180cmを超す長身サウスポー。この日は終始自身のペースで相手をアウトボックスした。
「前に突っ込んでくる相手だったので自分にはさばきやすかった」と語ったように、得意の左ストレートのカウンターを再三放ってポイントを重ねた。3回にはワンツーを決めて和田をふらつかせる場面もあったが、慎重な試合運びがモットーだけに、無理をせず。
兄で現在は日本ランカーの磯谷大心が果たせなかった新人王獲得の夢を果たすことができるか。「自分のボクシングができれば大丈夫だと思っています」と磯谷は前向きだった。


