クロッカーが2度ダウン奪いドノヴァンに2-1判定勝ち IBFウェルター級王座決定戦

 ベルファストのウィンドソール・パークで13日(日本時間14日)行われたIBFウェルター級王座決定戦は1位ルイス・クロッカー(英)が3位パディ・ドノヴァン(アイルランド)に2-1判定勝ち。3月の初戦に続きドノヴァンを退け、ジャロン・エニスが返上したベルトを継承した。

 両者は3月に対戦。有利に進めていたドノヴァンが8回終了ゴングに放ったパンチでクロッカーが倒れ、続行不能に。クロッカーが失格勝ちしたが論議を巻き起こした。因縁の再戦は静かな立ち上がり。3回、サウスポーのドノヴァンが攻め込んだところにクロッカーが左を合わせると、ドノヴァンが前のめりに崩れる。

 4回に反撃したドノヴァンは5回も攻勢を持続。しかし5回終了間際、またもクロッカーの左が命中。ドノヴァンは2度目のダウンを喫する。ペースを引きつけたクロッカーだが、ドノヴァンは7回以降粘り強く対処。右ジャブをコツコツと当てながら左ストレートを繰り出す。クロッカーも堅いディフェンスで決定打を許さない。終盤はドノヴァンが手数と積極性でとった印象もあった。

 予想通り拮抗したスコアはジャッジ1人が115-111でドノヴァンだったが、他の2者は114-112、114-113と僅差でクロッカーを支持した。クロッカーは22勝11KO無敗。ドノヴァンは14勝11KO2敗。

 セミのWBAコンチネンタルS・ウェルター級タイトルマッチは王者クィヴァーン・アグジャコ(アイルランド)が挑戦者イスマエル・デービス(英)に2-1判定勝ちで防衛。スコアはジャッジ1人が115-112でデービスを支持したが他の2人は114-113でアグジャコ。右目が腫れ上がり苦戦を印象づけたアグジャコ(WBA6位)は18勝7KO無敗。左右にスイッチしながら健闘したデービスは13勝8KO3敗。

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