緑川創が王座奪取 ナァツと接戦、判定勝ち

試合情報(日本語)

 27日、東京・後楽園ホールで開催された『PHOENIX BATTLE146』。メインイベントで行われたOPBF東洋太平洋S・ウェルター級タイトルマッチ10回戦は、元キックボクシングの世界王者で14位の緑川創(EBISU K’s BOX)が、王者ワチュク・ナァツ(八王子中屋)を95ー94、95ー94、94ー95の2-1判定で下し新チャンピオンとなった。ナァツは初防衛に失敗。

ナァツに右ストレートをヒットする緑川㊨

 左ジャブと右ストレートでボディーを差す緑川に対し、ナァツは2回に入るとプレスをかけて左ボディーをヒット。緑川はボディーを意識させておいての右ショートストレートをナァツの顔面にするりとヒットするが、4回はナァツが一気に距離を潰してフック、アッパーを連打して上回った。

 空間ができると緑川の右ショートストレート、左ボディーが決まるが、近距離での戦いではナァツに一日の長。5回終了時の公開採点も48ー47で二者が緑川、一者がナァツを支持と、接戦を象徴した。

 コンパクトなストレートを適宜決める緑川だが、7回にはナァツが右アッパーで顔面を、左右フックの強打を緑川のボディーに叩きつける。

 その後はともに疲労を感じさせていくが、初の長丁場戦となった緑川は無駄な動きを排除して、大きな右アッパーもヒット。近づいてくるナァツに右カウンターも当てていた。

 最終回も緑川のコンパクトなブローが目立ったが、突如ホールディングによる減点1を取られ、これは痛い失点……と思いきや、わずか1ポイント差ながらスプリットで緑川の手が上げられた。

「あまり大きなことは言えないが、これまでも無理と言われることを覆してきた」と、さらに上を目指す意欲あふれる緑川(38歳)は5勝3KO。ナァツ(28歳)は9勝4KO5敗2分。

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