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バルボサが世界挑戦に前進 無敗対決制しWBO・S・ライト級地域タイトル獲得

2022年7月16日 14時23分

 15日(日本時間16日)米カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾート&カジノで行われたWBOインターコンチネンタルS・ライト級王座決定戦は、WBO8位アーノルド・バルボサJr(米)が同10位ダニエリート・ソリージャ(プエルトリコ)に3-0判定勝ち。世界挑戦に前進した。

 10回戦で争われた一戦は強打を振り回すソリージャにバルボサは慎重に対処。2回、バルボサが左アッパーを口火に仕掛け、会場を沸かせる。3回終盤、ソリージャも右を返して引く素振りを見せない。しかしファンの声援を背にバルボサはペース争いから抜け出し、右ストレート、アッパーをねじ込んでポイントにつなげる。

 7回、プエルトリコ人をロープへ送って沸かせたバルボサは8回、右アッパーを痛打して追い込む。9回、なおも攻勢をかけたバルボサだが、ソリージャはまたも右を返して食い下がる。最終10回、一打逆転を狙ってソリージャが右で襲撃。打ち返してしのいだバルボサが97-93×2、98-92で勝利アナウンスを受けた。

 バルボサ(30)は27勝10KO無敗。NABO王者ソリージャ(28)は初黒星で16勝12KO1敗。

 セミではトップランク傘下でキャリアを進めるライト級プロスペクト、レイモンド・ムラタリャ(米)が8回戦でジャイ―ル・バルティエラ(メキシコ)に80-71×3の完封勝利。4回、左フックでバルティエラをマットにうつ伏せに這わしたムラタリャ(25)はその後も上下への打ち分けが巧妙で相手を寄せつけなかった。連続KO勝ちが8で途切れたムラタリャだが、これで15勝12KO無敗。トゥト・サバラ・プロモーター傘下のバルティエラ(20)は16勝8KO82敗。

 セミセミでは東京五輪S・ヘビー級銀メダリスト、リチャード・トーレスJr(米)がプロ2戦目。サウスポーのトーレス(23)が初回、ロベルト・サバラJr(米)に左を叩き込み連打を浴びせたところでストップとなった。58秒KO勝ちのトーレスは2勝2KO無敗。(三浦勝夫)

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