アラブ首長国連邦ドバイのデューティーフリー・テニス・スタジアムで12日(日本時間13日)行なわれたWBAヘビー級レギュラー王座タイトルマッチは挑戦者12位ムラト・ガシエフ(ロシア)が王者クブラット・プレフ(ブルガリア)に6回50秒KO勝ち。プレフは初防衛に失敗した。WBAスーパー王者は3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)。

1年前、紆余曲折がありながらも長年このタイトルを保持したマヌエル・チャーに勝って戴冠したプレフ(44)が体格差を活かしながら左ジャブ、右強打を決める攻防で進行。これに対してガシエフ(32)は4回、左フックを返したが、5回には王者が右を連続して浴びせ、スタンドを沸かせる。5回までのスコアカードは50‐45、49‐46、48‐47でプレフがリードしていた。
迎えた6回、プレフが右ストレートを放った後、ガシエフが左フックをねじ込む。アゴに食らった一撃でプレフは後頭部を打ってキャンバスへ。右腕を上げて起き上がろうとしたがダメージが深く、ラファエル・ラモス主審はカウント中にストップをコールした。
元WBAスーパー・IBFクルーザー級統一王者のガシエフは33勝26KO2敗。ウシクとのクルーザー級4団体統一戦に敗れた後、20年からヘビー級でリングに上がっていた。以前、ウラジミール・クリチコやアンソニー・ジョシュアに挑戦したプレフは32勝14KO4敗。
セミファイナルでゴングが鳴ったWBAライト級挑戦者決定戦はWBA4位バホドゥル・ウスモノフ(タジキスタン)が7位マキシ・ヒューズ(英)に2-0判定勝ち。サウスポーのヒューズが左フックを命中させるなど5回までリードする展開だった。しかし6回を境に攻勢をかけたウスモノフが114‐114、116‐112、115‐113のスコアで支持された。
イベントはアマチュアの団体IBAが主催する「IBA.PRO13」として開催された。


