2016年1月22日金曜日

井上尚弥が本格始動、V2戦はカルモナと交渉

 WBO世界S・フライ級チャンピオンの井上尚弥(大橋)が22日、横浜市内のジムで本格的な練習を再開し、報道陣に練習を公開した。大橋秀行会長は2度目の防衛戦が、ダビ・カルモナ(メキシコ)との指名試合になることを明かした。

 昨年暮れに初防衛を楽々と成功させ、元旦には恒例となっている父真吾トレーナーとのランニングで汗を流したという井上。ワルリト・パレナス(フィリピン)に圧勝した試合により、この日選考が行われた年間表彰でKO賞に選ばれた。「去年1試合しかしていない中で受賞できてすごくありがいたい」と喜びを口にした井上だが、昨年はMVPを含めて3冠を獲得しているだけに「悔しいけど、1試合しかしていないのでしょうがないです」と話した。

 WBOの指令により次戦はカルモナとの指名試合なるのが濃厚だ。大橋会長によると、4月か5月の日本開催を目指し、現在交渉を進めているところだという。井上は「今年は防衛戦になると思うので、他の団体のチャンピオンと統一戦をやってみたい」と希望した。

 大橋会長は「年末の試合は海外でも評価が高く、進んでいく道は海外ではないかと痛感した。期待にこたえていきたい」とあらためてプロモーターとして決意表明した。ゆくゆくは軽量級最強ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対戦に期待が集まる中、井上は「内容は明かせないが、専門のトレーナーの指導を受けて、いままでやっていなかった新しいトレーニングを入れている」(真吾トレーナー)とのこと。既に“打倒ロマゴン”に向けた準備も始まっている様子で、2016年の井上に大いに期待できそうだ。


-->