六島ジムは18日、元IBF世界バンタム級王者、西田凌佑(29=六島)が来年2月15日、大阪市の住吉スポーツセンターでIBF・S・バンタム級王座挑戦者決定戦で再起戦を行うと発表した。今年6月、中谷潤人(27=M.T)にWBC、IBF世界バンタム級王座統一12回戦で敗れた西田は現在、IBF世界S・バンタム級8位。IBFの指令で同級4位、ブライアン・メルカド・バスケス(30=メキシコ)と対戦する。メルカドは32勝26KO1敗のメキシカンファイターで、なかなかの難敵だ。

敗戦の2か月後から再起目指し体を動かしていた西田には9月、IBFが元世界S・フライ級王者のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との対戦指令が出された。しかし、アンカハス側との交渉がまとまらず、対戦は白紙となり、メルカド戦が指令された。
「西田は井上拓真選手に敗れているアンカハスとの決定戦はそれほど乗り気ではなかった。今、最も世界に近い、強い相手に勝ちたいとの意思が強い」と六島ジムの枝川孝会長。挑戦者決定戦が正式決定したことから西田は17日、中谷戦後初めてスパーリングを敢行。神戸の若手成長株の松本海聖(24=VADY)と3ラウンド打ち合った。「久々にしては、いい動き。強敵相手とのことで、モチベーションが上がっている」と枝川会長はみている。
S・バンタム級に階級を上げたことで西田は「バンタム級は減量の最後の1週間がきつかった。体重を落とすと疲れがたまった。今回はリカバリーもうまくいくと思います」。メルカドについては「一度映像を見たが、メキシカン特有のリズムでアッパーを打ってくる。攻略についてはこれから武市トレーナーと作戦を練っていきます」。2階級王者目指し気合いが入っている。


