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田中恒成がWBCフライ級4位に、サリド引退表明

2017年12月12日 13時10分

■WBO世界L・フライ級王座を返上した田中恒成(畑中)が最新WBCランキングでフライ級の4位にランクされた。同級チャンピオンは比嘉大吾(白井・具志堅)。月間MVPにはS・バンタム級王座の2度目の防衛に成功したレイ・バルガス(メキシコ)。次点は福原辰弥(本田フィットネス)を退けてV8達成、49連勝をマークしたミニマム級王者のワンヘン・ミナヨーティン(タイ)だった。

左から田中、ブルック、サリド

■9日の試合でミゲール・ローマン(メキシコ)に9回TKO負けした元2階級制覇王者のオルランド・サリド(37=メキシコ)が引退を表明。IBFフェザー級、WBOフェザー級、WBO・S・フェザー級王座を獲得し、生涯戦績は44勝31KO14敗4分。負けも多かったが、そのタフネスぶりでファンを沸かせた。14年に体重超過ながら現2階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に黒星をつけた。

■元IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(英)が来年3月3日、英シェフィールドでWBC・S・ウェルター級7位のセルゲイ・ラブチェンコ(ベラルーシ)と対戦。ブルックは昨年9月に2階級アップしてミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)にストップ負け。今年5月のIBFウェルター級戦でエロール・スペンスJr(米)にも敗れて連敗中。S・ウェルター級で再起する。

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