31日、東京・大田区総合体育館で開催された『LIFETIME BOXING FIGHTS 30』のセミファイナルで行われたWBA世界L・フライ級挑戦者決定10回戦は、2位・吉良大弥(志成)が7位イバン・バルデラス(メキシコ)を2回27秒KO。WBO&WBA2冠王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)への挑戦権を獲得した。

吉良のものの見事なワンパンチKOだった。
バルデラスが左フックを下から上へヒットすれば、吉良が右をリターンする。初回こそ足を止めての打ち合いを演じた両者だが、2回に入ると吉良が素早い前後ステップを披露。バルデラスの左ジャブに合わせた右ストレートがカウンターとなると、メキシカンはバッタリと大の字になった。
あっという間に勝利を決めた吉良は「ホッとしてます。KOを狙っていなかったからこそ倒せた。世界最速奪取よりも、ベルトを取りたい意識が強い。来年には必ず世界チャンピオンになります」と宣言した。
吉良(22歳)は4勝3KO。バルデラス(24歳)は13勝5KO5敗1分。

◇58.0kg契約8回戦
嶋田淳也(志成)[TKO3回1分45秒]篠田将人(山木)
先にチャンスをつくったのはサウスポーの小兵・篠田。2回に左フックでフェザー級ランカー( WBO—AP&日本2位・OPBF11位)嶋田にダメージを与えてヒザをガクガクと揺らさせると、一気に仕留めるべく連打。しかし、これが的確性を欠いて空振りし、篠田はスタミナを大きく失った。すると今度は嶋田が右ボディーアッパーで反撃し、右でダメージを与えた。そして3回、すっかり動きのなくなった篠田を嶋田がロープに詰めて右ストレートをヒット。さらに右ショートアッパーを連発したところでレフェリーが試合を止めた。
次戦で日本フェザー級王座戦出場が見込まれる嶋田(27歳)は9勝3KO1分。篠田(29歳)は8勝7KO4敗1分。
◇53.0kg契約8回戦
馬場龍成(EBISU K’s BOX)[引分1—0(78—74 76—76、76—76)]久保龍助(ワールドスポーツ)
久保がワンツーなどで先制攻撃を仕掛けるが、2回に右足を痛めたS・フライ級ランカー(OPBF12位・日本7位)馬場が思いきって前進し手数を増すと、久保はすっかり受け身に。カウンターで迎え打つ意向なのだろうが、馬場の迫力が上回る。7回に入り、久保が左右アッパーなどでようやく攻め手を増やしたが、逆に下肢が利いていない久保の攻撃は馬場を下がらせることができなかった。
馬場(29歳)は4勝1KO3敗2分。久保(25歳)は6勝1KO2敗1分。
◇S・ライト級6回戦
菊池音央(志成)[TKO6回50秒]倉持廉汰(本望)
◇S・バンタム級6回戦
上原大和(EBISU K’s BOX)[判定3—0(59—55、59—55、59—55)]沖吉優太(湘南龍拳)
◇バンタム級6回戦
松橋大空(北海道畠山)[TKO5回2分26秒]中田雅大(秩父)
◇51.8kg契約4回戦
為我井泰我(DANGAN越谷)[判定3—0(40—36、40—36、40—36)]澤田大(三迫)


