全日本大学王座と関東大学リーグ戦をそれぞれ2連覇した駒澤大学ボクシング部の祝賀会が1日東京・世田谷の深沢キャンパス内で催された。約百人が招かれ、にぎやかに同大ボクシング初の偉業を祝った。

中山3兄弟ら大学日本一に貢献した部員たちを紹介する小山田裕二監督(右端)
来賓の中には、仲間達也日本ボクシング連盟会長、浜田剛史プロボクシング世界チャンピオン会会長、そして激しい覇権争いを演じたライバル校の監督たちの姿も。また初代OB会長の樋口太氏、同じく2代目会長の島田雄次氏、そして駒大ボクシング部出身の初の五輪メダリスト(ロンドン五輪バンタム級銅獲得)で現在はプロで戦う清水聡も後輩を祝福するために駆け付けた。
この日晴れの祝賀会に臨んだ駒澤大ボクシング部員は31名。2連覇の原動力となった中山三兄弟のうち長兄・颯太は卒業するが、次男の紘一、三男の聖也が控え、さらにはロス五輪に狙いを定める山口瑠や、全日本選手権優勝の熊本風真ら好選手がひしめいており、駒澤大学は5月からスタートする今季関東大学リーグでも優勝の最有力候補と目されている。
「昨年大学日本一になって、最初で最後の祝賀会のつもりで派手にやりましたが、今年になって2連覇となり、(出席の)みなさんには大変申し訳ありませんでした。今年も“すいません、3度目が……”となればいいなと思っています」とこれは中島成雄OB会長(元プロのWBC世界ジュニアフライ級王者)のあいさつ。
駒澤大は現役・OBとも日本のトップ選手が多い。「(代表決定戦で)うちの現役選手とOBの戦いもあるかもしれませんが、最後に勝った者がロサンゼルスに行き、たぶんその中からメダルを獲ってくれるのではないか」(中島OB会長)と期待をふくらませていた。

