4月3日後楽園ホールで行われる「TREASURE BOXING 12」のメインカード、WBA&WBO世界L・フライ級タイトル戦で王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)に挑戦する元WBO世界ミニマム級王者谷口将隆(ワタナベ)が25日、東京・五反田のワタナベジムで公開練習に臨み、自信のほどを語った。

世界2階級制覇に燃える谷口
この日まず注目を集めたのは、谷口(32歳)の変身ぶりだった。ヘアを短い金髪に変え、日焼けサロンで焼いているという肌もあさ黒く、精悍さをアピール。
これには谷口なりの計算があり、髪が長いと直撃されなくても打たれた際に見栄えが悪く、ジャッジに影響を与えるのではないかと考えたからという。また、本来色白の谷口は、効いたパンチを受けずとも肌が赤くなり、やはりジャッジに悪い影響を与えるのではないかと考えた。それで「見た目から入ろう」となったのだという。
この日はメディアの撮影向けに軽く動いただけだったが、前日打ち上げたスパーリングはジムメートの吉田京太郎らを相手にすでに約140ラウンドに上り、順調な仕上がりをアピール。小口トレーナーも「谷口の人生で一番練習した」といい、馬力とスタミナのアップを指摘していた。

小口トレーナーとのミット打ち
対戦するサンティアゴ(33歳)はこれまで岩田翔吉に勝ってWBO王座を奪い、高見享介に勝ってWBAのベルトも手にした統一2冠王者。試合映像を観て谷口は「(対戦した岩田と高見は)なんかおかしいなと思いながら12ラウンド続いたと思う。僕は逆にレネ・サンティアゴに12ラウンド通して“なんかうまく行かないな”と思わせるような試合をしたい」と勝利の自信を口にした。
世界戦ができるのも小口トレーナーはじめ周囲のスタッフらのおかげと感謝の思いも強い。勝てば3年3ヵ月ぶりの世界チャンピオン復活となる。抱負を聞かれ「期待に応えられるよう、頑張ります」と谷口は言っていた。
サンティアゴの戦績は15勝9KO4敗。谷口は21勝15KO5敗、試合は伊藤雅雪さん(元WBO世界S・フェザー級王者)主宰の「トレジャーボクシング12」のメインカードとして行われ、U-NEXTがライブ配信することになっている。



