GGG-カネロ前座にロマゴン、ムンギア、レミュー
2018年8月21日 10時17分
2018年8月20日 20時53分
女子選手オンリーのイベント「Victriva(ビクトリーヴァ)」が20日、後楽園ホールで開催され、メインのOPBF女子バンタム級王座決定8回戦は、同級1位の吉田実代(EBISU K's BOX)が同2位のグレエル・テパズ(比)に5回1分39秒負傷判定勝ち。吉田は日本王座に続く2本目のベルト獲得となった。
シングルマザーを公言する吉田が日本から東洋太平洋にステップアップ。スタートはデパズの上下に打ち分ける右に手を焼いたが、3回にペースアップすると吉田の馬力が勝り、デパズがペースダウンしていった。4回終了時の採点は38-38、39-37で吉田リードした。
迎えた5回、吉田がデパズをコーナーに押し込んだところでバッティングが発生。吉田が頭部をカットし、ドクターチェックをへて一発でストップとなった。最終スコアは48-47、49-46×2で吉田に軍配が上がった。
戦績を10勝1敗とした吉田は「これからというとろだったのに残念。これではまだ世界とは言えない」。それでも加山会長は「チャンスがあれば海外でもどこでも行く」と世界挑戦に前向きだった。次戦は9月30日、故郷の鹿児島でリングに上がることが決まっている。デパズは5勝2KO4敗。
◇女子アトム級タイトルマッチ6回戦
鈴木菜々江(シュウ)[3-0(58-56×2、59-55)]荒瀬あかり(ヨシヤマ)
葉月さなとの王座決定戦を制した鈴木の初防衛戦。スタートは荒瀬の積極的な攻めを受けてしまったが、中盤から前に出て左ボディ打ちで優位に立つ。荒瀬も闘志旺盛だったが、もみ合い、押し合いの多い泥臭い試合を鈴木が押し切った。鈴木は7勝1KO2敗1分。同じリングでデビュー戦に勝利したばかりの松田恵里がリングに上がり鈴木への挑戦をアピールした。荒瀬は6勝1KO5敗。
◇日本バンタム級挑戦者決定6回戦
若狭与志枝(花形)[2-1(58-56、59-57、56-58)]奥田朋子(堺東ミツキ)
前半はリーチに勝る奥田がフットワークとカウンターで若狭の強打を封じたが、後半は若狭が前に出て圧力をかけ、押し気味に試合を進めた。ジャッジが割れたように、見方によって評価の分かれる試合だった。若狭は6勝2KO無敗。奥田は4勝2敗1分。
◇アトム級6回戦
松田恵里(TEAM10COUNT)[3-0(58-57、58-56×2)]葉月さな(YuKOフィットネス)
アマチュアで21勝12敗の戦績を残したサウスポー松田がB級デビュー。松田はフットワークを駆使して、手数の多いファイタータイプの日本ランカー葉月と戦った。途中、葉月のインファイトに巻き込まれるシーンもあったが、左ストレートを上下に打ち分け、右フックも巧みに使って粘る葉月をさばいた。前に出続けながら敗れた葉月は6勝2KO4敗1分。
9.29女子世界戦 黒木優子と花形冴美がリング上で火花
セミの前に、9月29日に後楽園ホールで行われるIBF女子世界アトム級王座決定戦で拳を交える黒木優子(YuKOフィットネス)と花形冴美(花形)がリングイン。試合に向けた決意を表明した。
WBC女子世界ミニマム級王座を5度防衛し、この試合に2階級制覇をかける黒木は「花形選手とは2戦して1敗1分。次は私が勝つ番です。IBFのベルトを獲ります」とあいさつ。笑顔でリベンジを宣言した。
OPBF女子ミニマム級王者で、5度目の世界挑戦で悲願の世界タイトル獲得を狙う花形は「師匠の花形会長も5度目で世界を獲った。私も5度目でチャンピオンになれると思っている。あと、これはひがみじゃないけど、可愛い選手には絶対に負けたくない!」と闘志を露にした。
2024年12月10日 5時25分
2024年12月9日 8時39分
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2024年12月8日 17時03分