9.26静岡で35年ぶり世界戦 ビセレスがIBF王座に挑戦、大畑俊平初防衛戦 中学生以下無料

タイのチャンピオンにフィリピンの挑戦者が日本のリングで挑戦――9月26日に静岡県富士市のふじんさめっせで行われるIBF世界L・フライ級タイトルマッチで王者タノンサック・シムシー(タイ)に同級13位のマーク・ビセレス(駿河男児)が挑戦することになり、主催の前島正晃・駿河男児ジムが10日に静岡県庁内で記者会見を開き発表した。

左から前島会長、メインの大畑、世界に挑むビセレス、担当の中野トレーナー

静岡県内で世界戦が行われるのは、リカルド・ロペス-平野公夫のWBC世界ストロー級タイトル戦以来35年ぶりとなる。「日本でボクシングを始めた頃からの夢だった世界戦出場のチャンスをもらえてうれしい」とビセレスは喜んでいる。勝てば静岡県内のジムから初の世界チャンピオン誕生となり、ジム設立以来掲げてきた前島会長の夢が実現する。

フィリピン出身のビセレス(30歳)は1年半前にトレーナーとして駿河男児ジムと契約して来日したが、その後現役復帰し、日本で3戦2勝1敗。4月に浜松で同じ比国人のカルロ・ディアスに判定勝ちして空位だった東洋太平洋同L・フライ級王座を獲得していた。

「チャンピオンはプレッシャーが強くストレートが得意なファイター。トレーナーと相談してつかまらないようにしたい」と控えめに抱負を語った。今回世界挑戦が決まったため、同タイトルは自動的に返上となる。20勝11KO5敗1分。

挑戦を受けるタノンサック(25歳)は,グリーンツダジムの契約選手で、昨年6月にクリスチャン・アラネタ(比国)に判定勝ちして王座を獲得し、今年4月には後楽園ホールで。セルヒオ・メンドサ(メキシコ)を2回KOに撃退して初防衛を果たしている。40勝35KO1敗。

なお9月26日の興行ではこの試合はセミ・ファイナルとして行われ、メインは同僚で3月にWBOアジアパシフィック・S・フェザー級チャンピオンになった大畑俊平(駿河男児)が元東洋太平洋王者のベテラン、ペテ・アポリナル(比国)を相手に初防衛戦に臨む。「勝ちに徹したい」とこちらも控えめだったが、「ビセレス、大畑ともKOで勝たせる」と中野裕司トレーナーが強気のコメントでフォローした。

子どもの参加するイベントも多い「ふじのくに祭り」の一環として行わることから、子ども(中学生以下)は無料という。また小学生以下の女子を対象に、ラウンドガールも募集している。

試合は駿河男児ジムのユーチューブ・チャンネルで無料配信の予定。

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