ライト級、ウェルター級、S･ウェルター級王者として一世を風靡したシュガー・シェーン・モズリー（米）の長男シェーン・モズリーJr（23）が今週土曜日26日（日本時間27日）プロデビュー戦に臨む。米カリフォルニア州オクスナード近郊ポート・ウエネメでトップランク社が開催する興行で、マーク・コルドバ（米）とミドル級4回戦を行う。メインはS･ライト級ランカー、ホセ・セペダ（メキシコ＝米）の試合。

　モズリーJrは、これまで2度離婚歴がある父モズリーの最初の妻との第一子。父に刺激されてグローブを握り、アマチュアで37勝10敗のキャリアを持つ。「有名選手の息子というプレッシャーはあるけど、ベストを尽くして戦いたい」と抱負を口にする。また戦闘スタイルはスピードスターだったシニアと異なり、よりフィジカルを生かしたパンチャー型だという。

　プロ初陣には父がセコンドに就く予定で、祖父となるジャック・モズリー・トレーナーも加え、親子3代が共演する可能性もある。