15日土曜日、ラスベガスのトーマス＆マック・センターで挙行されるＷＢＣ世界ミドル級タイトルマッチの計量が14日午後３時半（現地時間）から行われ、セルヒオ・マルティネス（アルゼンチン＝ダイヤモンド王者）がリミット１ポンドアンダーの159ポンド（72.12キロ）、フリオ・セサール・チャベスJr（メキシコ＝レギュラー王者）が158ポンド（71.67キロ）で無事クリアーした。
　減量苦が予測されたチャベスがリミット２ポンド・アンダーだったのは意外。当日のウェイト増加が大きいチャベスが果たして何ポンドでリングに登場するか注目される。
　計量をパスした両者はカメラのリクエストに応えてフェイス・オフしたが、普段冷静なマルティネスが激しくチャベスを挑発する場面があった。試合はラスベガス時間の午後８時45分ごろ開始ゴングが鳴る予定。賭け率は以前と変わらず、２－１でマルティネス有利と出ている。
　同日行われるタイトル戦のウェイトは次のとおり。
ラモン・マルティネス（プエルトリコ）129　ｖｓ　ミゲール・ベルトランJr(メキシコ)131
（ＷＢＯ世界Ｊ・ライト級王座決定戦、ベルトランは１ポンド超）
ギエルモ・リゴンドウ（キューバ）122　ｖｓ　ロバート・マロキン（米）122
（ＷＢＡ世界Ｓ・バンタム級タイトルマッチ）