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ドネア、判定でバスケス下す WBO・J・フェザー級決定戦

2012年2月5日 17時10分

前WBC&WBO世界バンタム級王者ノニト・ドネア(比)が前王者ウィルフレド・バスケスJr(プエルトリコ)を破り、4階級目の王座を獲得した。4日、米テキサス州サンアントニオのアラム・ドームで行われたWBO世界J・フェザー級王座決定戦で2-1判定勝利を収めた。
 3回、左でダメージを与えて攻勢をかけるなど、前半からドネアが優勢に進める。バスケスも4、5回と右をコネクトして挽回。しかし再びペースを取り戻したドネアが9回、左アッパーからフックでバスケスを倒し、断然有利に。ここを踏ん張ったプエルトリコ人は残りのラウンド、懸命にパンチをリターンして終了ゴングにこぎ着けた。
 ドネアの文句ない勝利が予想されたが、ジャッジの一人は115-112でバスケスを支持。しかし他の2者は116-110、117-110でドネアの勝ち。フライ、S・フライ(暫定)、バンタム級に続く戴冠を果たした。グローブを脱いだドネアは左拳のバンテージが真っ赤に染まり、前半で負傷したことを明かしている。

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