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森崎正人がランカーに競り勝つ 8.31大阪

2014年9月1日 0時12分

 アポロジム主催の「APOLLO・虎寿司KO LIVE」は8月31日、大阪淀川区民センターで8試合が行われた。メインの116P契約8回戦は、森崎正人(アポロ)が昨年の全日本S・フライ級新人王で、同級14位の永仮智洋(本田フィットネス)を2-0の判定で下した。セミの6回戦は福永竜徳(アポロ)がタイ選手に判定負け。

森崎正人がランカーに競り勝つ(ボクシングニュース)
永仮と激しく打ち合う森崎(左)

◇116P契約8回戦
森崎正人(アポロ)[2-0(77-77、78-76、79-75)]永仮智洋(本田フィットネス)
 左ジャブを突く、オーソドックスタイプの森崎に対し、永仮はジャブをかいくぐって右のワイルドフックを合わせる戦法。立ち上がり、その右フックが森崎のテンプルにヒットして永仮がペースをつかみかけたが、永仮は連打が出ず、パンチは単発。しっかり距離を取り出した森崎が3回から次第に試合を支配し始めた。だが、森崎もジャブをよくヒットさせるものの、そこからの連打がいまひとつ出ない展開。永仮も低い体勢から左ボディー、右フックとつなげる攻めを読まれ、効果的なパンチを当てることができなかった。森崎も一方的に攻め込むシーンは作れなかったが、フットワークとジャブは最後まで衰えず、僅差の判定を制した。森崎は9勝(5KO)3敗1分、永仮は6勝(1KO)2敗となった。

◇141P契約6回戦
パトムサック・シットサイトーン(タイ)[2-1(58-56、57-56、56-57]福永竜徳(アポロ)
 福永はジャブからのワンツーでペースをつかもうと最初から攻め込んだ。2回、まっすぐ下がったところにパトムサックのたたきつけるようなパンチが福永の顔面にヒット、福永はダウンを奪われた。ダメージはそれほどなく、福永は立ち直って、ジャブからの組み立てで試合を支配し始めたが、相手をふらつかせる効果的なヒットが出ずじまい。終盤の追い上げも届かず、福永の右手は上がらなかった。

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