タイのナコンラチャシマで10日挙行されるIBF世界フライ級タイトルマッチの計量が9日同地で行われた。日本で井岡一翔（井岡）を破ったのに続き2度目の防衛戦となる王者アムナット・ルエンロエン（タイ）が109ポンド1/2（49.67キロ）、挑戦者1位マックウィリアムズ・アローヨ（プエルトリコ）が110ポンド3/4（50.24キロ）を計測。フライ級リミット112ポンドを楽々クリアした。

　東京のゴンサレスvs八重樫、メキシコシティのエストラーダvsセグラに続く“フライ級週間”最後のタイトル戦。アムナット（13勝5KO無敗）の技巧か、アローヨ（15勝13KO1敗）の強打かという一戦。アローヨは「ベストを尽くしてベルトをホームのプエルトリコに持ち帰りたい」と宣言。アムナットは「前回、強敵イオカを下した経験と自信を生かして勝ちたい」と語る。