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ガンボア負傷判定勝ち フェザー級卒業!?

2011年9月12日 18時04分


 キューバのスター、ユリオルキス・ガンボアが10日(現地時間)米アトランティックシティのボードウォーク・ホールのリングに上がり、元WBO世界J・フェザー級王者ダニエル・ポンセ・デレオン(メキシコ=WBOフェザー級2位)を8回1分24秒、負傷判定で下した。
 計量でフェザー級リミット1ポンド超の127ポンドだったガンボアは、2回から上下にコンビネーションを浴びせ、サウスポーのデレオンをコントロール。前回のソリス戦のような豪快なKO劇を期待されたガンボアだが、逆にそれに逆らうようにアウトボクシングに執心。強打者デレオン(同じく127ポンド)の繰り出す左をことごとくかわしポイントを蓄積。8回、偶然のバッティングでメキシカンは額をカット。出血が止まらず、ドクターがストップをかけた。スコアカードは80-72が2者に79-73でガンボア。
 前WBA-IBF世界フェザー級王者ガンボアは「きょうは3,4ラウンドやるより重要な経験となった。126ポンド(フェザー級)ではすべてをやり遂げ、証明すべきものがない。上の階級で世界のベストボクサーと対戦したい。そう、マニー・パッキアオとやりたい」と語っている。

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