明日13日（日本時間14日）米国の首都ワシントンDCで挙行されるWBC世界S･フライ級タイトルマッチの計量が12日行われ、チャンピオンのカルロス“プリンシペ”クアドラス（メキシコ＝帝拳）が114.4ポンド（51.89キロ）、挑戦者WBC15位マルビン・マバイト（フィリピン）が114.6ポンド（51.98キロ）と両者とも一発でリミットの115ポンドをクリアした。試合は同地のワシントン・ヒルトン・ホテルで開催される。

　2度目の防衛戦となるクアドラスはメキシコでの戴冠戦（対シーサケット・ソールンビサイ）、V1戦（対ホセ・サルガド）とも負傷判定決着と不完全燃焼に終わっており、今度こそ明白な決着をつけたいところだ。

　対するマバイトは直前になって抜擢されたピンチヒッター。同胞のソニーボーイ・ハロがビザの問題で米国へ入国できないためだが、いつでもリングに上がれる状態だったといい、番狂わせを期している。