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山口11回TKOで散る WBAフェザー級戦

2011年7月24日 17時08分

 WBO世界フェザー級タイトルマッチは23日(現地時間)メキシコのソノラ州シウダー・オブレゴンで行われ、チャンピオンのオルランド・サギド(メキシコ)に同級12位の山口賢一(日本)が挑んだが、山口は11ラウンド2分50秒TKOで敗れた。
 当初予定された選手のケガで代役として選ばれた山口は、準備期間がなかったこともあり、ついにサギドの王座を脅かすことはできなかった。試合は3回にダウンを喫するなど一方的な展開。最後はラミレス主審がストップをかけ、山口の野望はついえた。JBCに引退届を出して活動してきた山口は、これがWBO初挑戦だった。17勝4KO2敗2分。
 勝者サリドはフアン・マヌエル・ロペスから王座を奪って以来これが初防衛戦。次は10月にもリングサイドで観戦した前王者ロペスとの因縁の再戦が予定されている。なお両者の公式体重はともにフェザー級リミットの126ポンドだった。

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