ウォータースが防衛戦を延期、インフルエンザに感染
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2月27日東京・後楽園ホールでOPBF東洋太平洋S・バンタム級タイトルの5度目の防衛戦を控えるチャンピオンの和氣慎吾(古口)が2日、東京・板橋区のジムで練習を公開した。
S・バンタム級の国内第一人者である和氣が2015年に勝負をかける。昨年はWBA同級正規王者スコット・クイッグ(英)、WBA・WBO同級統一王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)に挑戦する話がありながら、最終的に世界戦の舞台に立ったのはクイッグに挑戦した大竹秀典(金子)とリゴンドウとグローブをまじえた天笠尚(山上)。チャンスを逸した形となった和氣は「いま思えばまだあの舞台に立てる人間ではなかったということ」と割り切り、あらためて2015年を世界挑戦の年と位置付けた。
プロモーターを務める協栄ジムの金平桂一郎会長は「年内には必ず世界戦を実現させたい。リゴンドウも選択肢のひとつ」と語り、一度は消えてしまったリゴンドウ戦の可能性を示唆。和氣は「世界チャンピオンならだれでもいい」と前置きした上で「リゴンドウはずっと前からやりたかった選手。実現できるなら願ってもないチャンスだと思う」と決意のほどを言葉にした。
いずれにしても、まずは27日に行われるOPBF13位ジミー・パイパ(フィリピン)との“世界前哨戦”に勝利しなければ始まらない。和氣は「世界に通用するという圧倒的な内容、東洋太平洋ではレベルが違うと思ってもらえるような内容で勝ちたい」と言葉に力を込めた。
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