4月16日の大阪･ボディメーカーコロシアムで8度目の防衛戦に臨むWBC世界バンタム級王者の山中慎介（帝拳）が3月1日から1週間の日程で沖縄キャンプを敢行。そのときの写真が届いた。

　無敗の挑戦者ディエゴ・サンティリャン（アルゼンチン）を迎え撃つ山中が同僚のWBC世界S･フェザー級王者、三浦隆司と沖縄で走り込んだ。必殺の左ストレート炸裂は下半身がカギを握るとあって、連日20キロを走りこみ、徹底的に下半身をいじめ抜くキャンプとなった。

　ナイキのランニング用シューズとトレーニング用ナイキフリーTR5.0など4種類を持ち、毎日ローテーションさせながら履いているという山中は「LUNARはアスファルトを走るときにクッションがよく、芝やトレーニングにはナイキフリーが足全体に刺激を与え、フットワークにいかされている」と満足顔。派手なカモ柄のウエアでゴルフ場や海岸を駆け抜けた。

　キャンプを終えた山中は帰京後、ジムで本格的なスパーリングを開始。現在はメキシコから呼び寄せたパートナーと実戦練習を重ね、来るべき決戦の日に備えている。