岩渕真也、ランカー吉田龍生にTKO勝ち
2015年5月2日 21時38分
2015年5月2日 13時06分
WBO世界ライト級王座決定戦が1日(日本時間2日)、米ラスベガスのコスモポリタン・オブ・ラスベガスで行われ、同級1位の粟生隆寛(帝拳)は同級4位ライムンド・ベルトラン(メキシコ)に2回TKO負け。3階級制覇はならなかった。前日にベルトランが体重超過で失格となっていたため、王座は空位のまま。
コンビを組む田中繊大トレーナーは1日に日本で村田諒太の試合があったため、粟生のセコンドには中野裕司トレーナー、真正ジムの山下正人会長、カットマンのミゲール・ディアスが陣取った。
両者がリングで対峙すると、目についたのは体格差。粟生はいつも通りの立ち上がりながら、パワーのあるベルトランが徐々にプレッシャーを強める。ラウンド後半になると粟生はロープを背負い、右カウンターをヒットさせるが、ベルトランのパワーが侮れない印象だ。
そして2回、粟生が左を打ち込もうとした瞬間、ベルトランの右フックが粟生のアゴを直撃。粟生がバッタリとキャンバスに崩れ落ちた。カウント8で起き上がったが、ダメージは甚大。ここぞと攻め込むベルトランに再びロープ際に押し込まれ、左フックが決まったところでレフェリーのトニー・ウィークスが試合を止めた。タイムは1分29秒。ベルトランは30勝18KO7敗1分。粟生は27勝12KO3敗1分。
WOWOWで試合を見守った帝拳ジムの浜田剛史代表は「相手のパンチを外しっぱなしだと押し込まれる。だから止めなくちゃいけない。その意識が過剰になってしまったと思う」と敗因を分析。前日にV4を達成した同門の世界王者、三浦隆司は「相手の体がひと回り、ふた回りでかかった。1ラウンドは粟生の右フックも入っていたんですけど…」とショックの様子だった。Photo/SUMIO YAMADA
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