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内山高志、田口良一、池原シーサー久美子 あす出陣

2015年5月5日 16時00分

 あす6日、東京・大田区総合体育館でゴングとなるトリプル世界タイトルマッチの計量が5日、都内で行われた。10度目の防衛戦に臨むWBA世界Sフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が58.7キロ、挑戦者7位ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)が58.5キロ、WBA世界L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)が48.9キロ、挑戦者14位クワンタイ・シスモーゼン(タイ)が48.8キロをマーク。WBO女子世界ミニフライ級戦は、王者の池原シーサー久美子(フュチュール)が47.6キロ、挑戦者の江畑佳代子(ワタナベ)が47.5キロだった。

仕上がった肉体を誇る内山(右)とジョムトーン

 自分で豆を挽いて目覚めのコーヒーを飲み、計量会場にやってきたという内山は「相手は多少減量がきつそうに見えたが、明日になればひと回りもふた回りも大きくなるはず。油断はない」と引き締まった表情。解説席に対抗王者の三浦隆司(帝拳)が来ると聞いて「のちのちは統一戦、4団体制覇をしたい。比べられると思うので、内山のほうがまだまだ強いと言われる試合をしたい」と抱負を語った。

 日本でボクシング3戦全勝、キックボクシングを含めて海外で負けなしとアウェイに自信を持つジョムトーンは「内山が強い選手だということはわかっている。チャンスをもらえてうれしい」と殊勝にコメントした。

好勝負が期待される田口(右)とクワンタイ

 これが初防衛戦となる田口は「クワンタイはタフでパンチのある選手。そこは警戒したいが、チャンスは必ず何回かあると思うので、そこで仕留めたい」とKOを意識した発言。クワンタイは「向こうが前に出てくるなら、こっちも前に出ていくのみだ」と応じた。

女子世界戦に臨む池原(右)と江畑

 減量が苦しかったのか、計量後に「あ~よかった!」と喜びを爆発させた池原は「女子ボクシングも面白いというところを見せられるチャンス。KOも考えている」と2度目の防衛に意欲。4度目の世界挑戦となる江畑は「女子ボクシングをやってみたい、と思えるような試合を池原さんとなら見せられると思う」と好勝負を予告した。

 試合の模様は6日20時59分からテレビ東京系列で放送される。解説はWBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)と同S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)。会場はほぼ満員になる見込みだという。

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