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“バム”ロドリゲスがWBOフライ級王座獲得で逆2階級制覇 中盤にアゴ負傷のアクシデント

2023年4月9日 17時04分

米テキサス州サンアントニオのテックポート・アリーナで8日(日本時間9日)、マッチルーム・ボクシングが開催したイベントのメインで行われたWBOフライ級王座決定戦は、前WBC・S・フライ級王者でランク1位のジェシー“バム”ロドリゲス(米=帝拳=写真)が同2位クリスチャン・ゴンサレス(メキシコ)に3-0判定勝ち。中谷潤人(M.T)が返上したベルトを獲得した。

試合はアウトボクシングを貫くゴンサレスにサウスポーのロドリゲスがプレスをかけ、ヒットを奪って進行した。2回、左ストレートなどで攻勢をかけて会場を沸かせたロドリゲスは3回にも左強打を命中させ、右アッパーをねじ込む。

フットワークを全開させて対処するゴンサレスがいつまで持つかという展開になったが、長身瘦躯のメキシカンは逃げ足が早く、ロドリゲスの打ち終わりにパンチを放ってダメージを回避する。

それでも兄のWBA・S・フライ級王者ジョシュア・フランコが見守る中、ロドリゲスは中盤からボディー打ちを決めて断続的にゴンサレスを追い込む。再びストップ勝ちの期待が高まるが、ここでもゴンサレスはサイドへ動いて決定打をかわす。

7回、左フックをコネクトするなど息を吹き返したゴンサレスにロドリゲスは攻めあぐむ。最後までメキシカンはステップを踏み続け終了ゴング。スコアは118-110、117-111の3-0でロドリゲスの手が上がった。

戦績を18勝11KO無敗としたロドリゲス(23)はフライ級でベルトの統一を目標に掲げた。しかしインタビュー中にも口から出血していたようにアゴを負傷したもよう。骨折した模様。ゴンサレスは15勝5KO2敗。

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