モデルボクサーの高野人母美（協栄）が明日10日、東京･後楽園ホールの「第372回ガッツファイティング」でOPBF東洋太平洋女子S･バンタム級王座決定戦に挑む。都内で9日行われた計量では恒例のパフォーマンスを披露した。

　数日前に歌舞伎座の前を通ってひらめいたという今回は、レンタルで用意した連獅子の衣装で計量場に現れ、いきなり舞いを披露。続けてセクシータイツに身を包み55.2キロでリミットをクリアした。55.1キロだった対戦相手ノーンブア・ルークプライアリー（タイ）は唖然とした様子ながら、笑顔でツーショット撮影に応じた。

　連獅子には「邪気を払い落す」という意味があり「いまの私に必要だと思った」と高野。プロ9戦目で挑む初のタイトル戦に向けて「1ラウンドKOでベルトを獲りたい」と勢いがよかった。