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和氣慎吾あすIBF・S・バンタム級挑戦者決定戦

2015年6月9日 15時55分

 IBF世界S・バンタム級挑戦者決定戦が明日10日、東京・後楽園ホールの「第372回ガッツファイティング」でゴングとなる。9日は都内で前日計量が行われ、同級6位の和氣慎吾(古口)はリミットの55.3キロ、同級3位のマイク・タワッチャイ(タイ)が54.9キロで合格した。

和氣慎吾あすIBF挑戦者決定戦(ボクシングニュース)
いよいよあす対決の和氣(左)とタワッチャイ

 計量が終わると高級マンゴーなどのフルーツをうまそうにほおばった和氣は、コンディションを問われると「ヤバイくらい最高です」と満面の笑み。今回の挑戦者決定戦は、世界戦に準じる試合としてIBFルールの当日計量が課せられ、10日午前10時の計量でリミット10ポンド(4.53キロ)オーバーが上限となるが、「2、3キロしか増やさないのでオレには関係のないルール」と涼しい顔だった。

 タワッチャイについては「思ったよりもゴツくなかった。背が低いのでアッパーは有効打になると思う」と分析。いずれにせよ、相手は関係ないといった様子で「運が良ければKOだけど、フルマークの判定で勝つという感覚」と圧勝を宣言した。一方、日本で1勝7敗と相性の悪いタワッチャイは「和氣のビデオを見たが、勝てると思った。明日見てもらえばわかる」と不敵にコメントした。

こちら天笠(左)も世界再挑戦に向けて負けられない

 セミでパトムシット・パトムポン(タイ)とフェザー級10回戦に臨む前OPBF同級王者の天笠尚(山上)は、昨年大みそかのギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)戦からの再起戦となる。プロモーターの金平桂一郎会長は「年内に世界戦を組みたい」と明かし、先日エフゲニー・グラドビッチ(ロシア)からタイトルを奪ったばかりのIBF王者リー・セルビー(英)をターゲットにしている。

 天笠は「再起戦ということですっきりした勝ち方をしたい」と明日の試合について述べた上で「セルビーはグラドビッチよりはやりやすいと思う」と早くも世界再挑戦に目を向けていた。

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