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レフェリーのフランク・カプチーノ氏死去

2015年6月9日 23時20分

 世界中でタイトルマッチを裁いた米国の著名レフェリー、フランク・カプチーノ氏が8日、アルツハイマー病の合併症により米ペンシルバニア州ヤードリーで亡くなった。86歳だった。カプチーノ氏は半世紀にわたってレフェリー、ジャッジとして活躍。レフェリーとしては2008年まで、ジャッジとしては80歳をすぎた2010年まで現役を務めた。

レフェリーのフランク・カプチーノ氏死去(ボクシングニュース)
徳山vs名護を裁いたカプチーノ氏(左下)

 1929年生まれのカプチーノ氏は1940年代にアマチュアボクサーとして活躍。1949年にプロに転向して3試合を戦った。1958年にレフェリーとなり、以後50年にわたり1000試合以上のレフェリー、ジャッジを務めた。世界タイトルマッチも100試合近く携わり、マイク・タイソンvsマイケル・スピンクスのヘビー級戦(88年)、激闘で知られるアルツロ・ガッティvsミッキー・ウォード第1戦(02年)など数多くのビッグネームの試合に立ち会った。来日経験もあり、徳山昌守vs名護明彦(00年)、シリモンコン・シンワンチャーvs崔龍洙(03年)などでレフェリーを務めた。

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