別府優樹が10連続KO勝ち 地元久留米の試合
2015年10月18日 23時23分
2015年10月18日 15時22分
ニューヨークのMSGに満員の2万人の観衆を集めて行われたミドル級統一戦は、予想どおりWBA世界スーパー&WBC暫定王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の快勝。同級IBF王者デビッド・レミュー(カナダ)に8回1分32秒TKO勝ち。これでゴロフキンは15連続KO防衛、21連続KO勝ちとなった。
この日のゴロフキンはジャブの正確で、遠目から右強打、左右ボディー打ちを浴びせてポイントにつなげる。レミューも勇敢にパンチを繰り出すが、スキルの差は歴然。カナダ人の強打は空を切る場面が多い。3回に会場を沸かせたレミューだが、4回には左フックなどワンサイドにパンチをもらい四苦八苦。5回、ゴロフキンの左ボディーでヒザをつき、カウントが入る。ここで倒れた挑戦者にゴロフキンはパンチを見舞ったが、減点はなし。7回、鼻血が流れるレミューは懸命にサバイバル。しかし次の8回、ゴロフキンの強打にコーナーで棒立ちになり、ストップされた。
注目された強打者対決で、またしても磐石の強さを披露したゴロフキンは34勝31KO無敗とKOパーセンテージをアップ。自慢のパンチが空砲に終わったレミューは34勝31KO3敗。Photo/GBP
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