ウォータースが12.19参戦、ガンボアも登場か?
2015年11月10日 9時10分
2015年11月9日 21時38分
OPBF&日本ミドル級タイトルマッチが9日、後楽園ホールの「DANGAN145」で行われ、チャンピオンでIBF同級10位の柴田明雄(ワタナベ)がOPBF同級1位、日本同級5位の前原太尊康輝(六島)に7回1分31秒TKO勝ち。OPBFタイトル5度目、日本タイトル4度目の防衛に成功した。
強打が武器の大柄なサウスポー前原に対し、柴田は左を警戒して右ストレートをボディに打ち込みながら慎重にボクシングを組み立てた。出入りのスピードで徐々に前原を翻弄すると、3回に右カウンターをきれいに決めて挑戦者からダウンを奪った。4回を終わっての採点は40-35×3でチャンピオンがリードした。
劣勢の前原は5回、強烈なボディブローを打ち込むなど攻勢に出る。柴田の動きが止まった。本人曰く「中からカウンターを狙った」とのことだが、挑戦者にチャンス到来の気配だ。前原は6回もボディを狙っていったが、柴田の左フック、右ストレートを食らって足元がふらつく。柴田が畳み掛け、ロープを背負ってグラグラになった前原に、主審がダウンを宣告した。ここは何とかゴングに救われたが、ダメージは大きく、7回に柴田の右がヒットしたところで主審が試合を止めた。キャリアの差を見せつけ、3連続KO防衛成功の柴田は27勝12KO8敗1分。タイトル初挑戦失敗の前原は9勝9KO2敗1分。
◇59.5キロ8回戦
粕谷雄一郎(石川ジム立川)[3-0(78-74、79-75、79-74)]太田啓介(レパード玉熊)
2014年全日本新人王MVPの粕谷が尻上がりに調子を上げ、中盤はコンビネーションを上下に散らしてKO勝ちに期待を持たせた。6回には太田をロープに押し込んでラッシュ。しかし粘りが身上の太田もあきらめず右を打ち込み、最終回は激しく打ち合って試合を終えた。ディフェンス面ではかなりパンチをもらったしまった粕谷だが、8勝1KOと無敗をキープした。太田は9勝2KO9敗。
◇53.0キロ8回戦
阿知和賢(ワタナベ)[TKO3回1分18秒]田部井要(宮田)
阿知和の右が初回から決まった。2回にその右で田部井をキャンバスへ送る。田部井は3回まで踏ん張ったが、再び右が決まったところで青コーナーからタオルが投入された。相手をよく見てボクシングを組み立てた阿知和は10勝4KO11敗4分。田部井は5連敗で10勝7KO10敗2分。
◇58.0キロ8回戦
荒木貴裕(極東)[TKO1回2分40秒]名雪貴久(船橋ドラゴン)
右を決めた攻勢に出た名雪に対し、荒木の右カウンターが炸裂。前のめりに崩れ落ちた名雪は立ち上がったが、続く荒木の連打でストップとなった。荒木は8勝4KO4敗。4連続KO負けの名雪は11勝2KO13敗。
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