大川泰弘vs新藤寛之、1.20日本ウェルター級決定戦
2015年12月9日 15時57分
2015年12月9日 15時39分
ヘビー級3団体統一王者タイソン・フューリー(英)がIBF王座をはく奪される一方、来年1月16日ニューヨークのバークレイズ・センターで防衛戦を予定するWBC王者デオンタイ・ワイルダー(米=写真)が挑戦者選びを続けている。
候補者の一人だったヤケスラフ・グラズコフ(ウクライナ)が空位となったIBF王座への決定戦に進出。これによりワイルダーの候補者として名前が挙がるのが元WBO王者シャノン・ブリッグス(米=WBA5位)だ。しかし44歳のブリッグスが最後に世界戦の舞台に立ったのは5年以上前のビタリ・クリチコ戦。その後突然カムバックして2、3線級相手に連戦連勝しているが、果たしてどの程度のレベルに戻っているかは疑問。同時にワイルダーはブリッグスに厳格な薬物検査の実施を要求している。
他の候補者は長い囚人生活から復帰して話題となったサウスポーの強打者アミール・マンソール(米)、同じくサウスポーで米国を地盤にリングに上がるアルツール・スピルカ(ポーランド)の名前が聞かれる。現段階ではスピルカ(20勝15KO1敗)が最有力との報道もある。絶対王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の陥落でヘビー級戦線が混沌としてきた。
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