昨年日本で最も活躍したボクサーは誰か――？　表彰選手を選ぶ記者投票が22日に予定されているが、これを前に候補選手を選ぶノミネート会が18日都内で開かれた。「年間最優秀選手賞」に内山高志（ワタナベ）、山中慎介（帝拳）、井岡一翔（井岡）の3人の世界チャンピオンが選ばれたほか、各賞に以下の選手がリストアップされている。

◆最優秀選手賞（MVP）＝内山高志、山中慎介、井岡一翔
◆技能賞＝内山、山中、井岡、井上尚弥（大橋）、ホルへ・リナレス（帝拳）
◆殊勲賞＝内山、山中、井岡、田中恒成（畑中）、八重樫東（大橋）
◆敢闘賞＝井上尚、リナレス、八重樫、田中、三浦隆司（帝拳）、河野公平（ワタナベ）、木村悠（帝拳）、高山勝成（仲里）、田口良一（ワタナベ）、カルロス・クアドラス（帝拳）
◆努力賞＝三浦、河野、高山、田口、田中、八重樫、木村、堀川謙一（SFマキ）、石本康隆（帝拳）
◆KO賞＝内山、井上尚
◆新鋭賞＝井上拓真（大橋）、松本亮（大橋）、拳四朗（BMB）、尾川堅一（帝拳）

◆年間最高試合賞
●世界タイトルマッチ
・WBC世界バンタム級タイトルマッチ（9月22日）
　山中慎介vsアンセルモ・モレノ（パナマ）＝帝拳プロモーション
・WBC世界S･フェザー級タイトルマッチ（11月21日）
　三浦隆司vsフランシスコ・バルガス＝GBP
・IBF世界L･フライ級タイトルマッチ（12月29日）
　ハビエル・メンドサ（メキシコ）vs八重樫＝大橋プロモーション
・WBA世界フライ級タイトルマッチ（12月31日）
　井岡vsフアン・カルロス・レベコ（亜）＝井岡プロモーション

●日本タイトルマッチ
・日本S･フェザー級タイトルマッチ（2月9日）
　内藤律樹（E&Jカシアス）vs伊藤雅雪（伴流）＝reasonプロモーション
・日本ライト級タイトルマッチ（9月16日）
　徳永幸大（ウォズ）vs鈴木悠平（真正）＝ウォズプロモーション
・日本L･フライ級タイトルマッチ（12月27日）
　堀川vs拳四朗＝森岡プロモーション

◆女子年間最優秀選手賞＝小関桃（青木）、藤岡奈穂子（竹原&畑山）
◆年間最高試合賞
・WBA･WBC女子世界アトム級王座統一戦（10月22日）
　小関vs宮尾綾香（大橋）＝大橋プロモーション
・IBF女子世界ミニ･フライ級王座決定戦（12月11日）
　カレリー・ロペス（メキシコ）vs多田悦子（真正）

◇特別賞
石田順裕（元WBA世界S･ウェルター級暫定王者）
故・久末聖治（JBC北海道地区事務局長）
故・桑田和昌（JBC審判員）
故・織田秀樹（元中日本ボクシング協会長）