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マルティネス防衛戦決定、バルガスvsサリド浮上

2016年2月13日 18時53分

 WBO世界S・フェザー級王者ローマン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ=写真)の防衛戦がWBO1位ミゲール“スコルピオン”ベルチェット(メキシコ)を相手に行われる運びとなった。期日は3月23日。会場はベルチェットのホーム、メキシコ・メリダのポリフォルム・サムナ・アリーナに決まった。挑戦者を擁する地元のマックス・ボクシングとサンフェル・プロモーションズが12日(日本時間13日)メディアに通達した。

 いわくつきの対戦が発表された。マルティネス陣営は前王者オルランド・サリド(メキシコ)との第3戦の交渉に入っていたが、WBOはランキング1位ベルチェットとの指名試合をリクエスト。1月中旬行われた入札でサンフェル・プロモーションズが日本円で約3000万円を提示して興行権を獲得。王者マルティネスの相手は「サリドかベルチェットか?」という状況の最中、両メキシカンをプロモートするサンフェルがプエルトリコ側を押し切ったかたちとなった。

 ベルチェット(24)はこれまで28勝25KO1敗。以前フライ級を中心に軽量級で世界王者たちを輩出したメリダに現れた中量級のホープ。14年3月、伏兵ルイス・フローレス(コロンビア)に初回TKO負けで黒星を喫したが、以後7連続ストップ勝ちと復調。ランキングを上げた。

 一方、ひとまずマルティネスとのラバーマッチがなくなったサリドには、多くのメディアから15年の最高試合に選出された三浦隆司(帝拳)との激闘でベルトを奪ったWBC世界S・フェザー級王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)との同胞対決がクローズアップされる。ただ米国のプロモーターはバルガスがGBP、サリドがトップランクと異なるのがネックに。だがエキサイティングな戦いを売り物にする2人だけに両陣営とも乗り気な様子。「バルガスには(ユリオルキス)ガンボア、ミウラとの再戦がオプションにあるけど、サリドを選ぶ可能性もある」(GBPのエリック・ゴメス社長)というから楽しみだ。

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