中真光石、世界14位に惜敗
2009年7月5日 21時46分
2009年7月5日 21時17分
沖縄に移住したサーシャが地元ファンの声援に応え快勝。5日沖縄県北谷ドームで行われた東洋太平洋バンタム級タイトルマッチは、予想通りチャンピオンのサーシャ・バクティン(沖縄ワールドリング)が圧倒的に強く、指名挑戦者のリカルド・サモシル(インドネシア)から計5度ダウンを奪った末、8ラウンド2分23秒TKO勝ちを飾った。
昨年暮れに広島で獲得した東洋王座の防衛戦。この試合後協栄ジムからフリーとなり、好きな沖縄に引越しての第一戦。これまで常に傍についたアレクサンデル・ジミン・トレーナーの姿はなかったが、いつものように初回からビシビシとジャブを決め、ほとんどインドネシア王者のパンチをかわしながら一方的に試合を運んだ。4回に2度、7回に1度のダウンを奪ったサーシャは、8回にも左フックをわき腹に決め2度のダウンを追加。ここで金主審がストップをかけ、ワンサイド試合を終わらせた。
世界はWBA2位、WBC5位と高位置につけているが、依然足踏み状態が続く。「年内には世界に挑戦させたい。長谷川チャンピオンが受けてくれれば……」と、中真茂・沖縄ワールドリングジム会長は期待している。
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