SW級ランカー対決、井上岳志がベガに判定勝ち
2016年4月22日 21時25分
2016年4月22日 17時27分
大田区総合体育館で27日ゴングとなるトリプル世界タイトルマッチで、WBA世界L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)に挑戦する同級7位フアン・ランダエタ(カシミ=ベネズエラ)と、WBA世界S・フライ級チャンピオンの河野公平(ワタナベ)に挑む同級7位インタノン・シッチャモアン(タイ)もワタナベジムで公開練習を行った。
かつて新井田豊、亀田興毅と世界タイトルマッチを戦ったランダエタが10年ぶりに日本で世界戦のリングに上がる。37歳になったサウスポーは「あのころよりさらに経験を積んで良くなっている。コウキとの試合とは比べ物にならないスペクタクルな試合をお見せしたい」と好ファイトをアピールした。
2008年にいったん引退したランダエタは少年野球のコーチをしたり、ボクシングのレフェリーやジャッジを務めたりして、第2の人生を歩んでいた。ところが、あるとき試合会場でヒルベルト・メンドサWBA前会長(今年3月に死去)から「もう一度やってみないか」と声をかけられ、カムバックを決意。昨年9月の試合で世界ランキングを獲得し、世界挑戦のチャンスが舞い込んできた。現在は、名王者ウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)を指導した著名トレーナー、フェリックス・ピントール氏の指導を仰ぎ、田口戦に向けて準備を進めている。
レフェリーやジャッジの経験も生きているというランダエタは「ニイダやコウキとやったころよりも経験や知識が豊富だ。信じてもらえないかもしれないが、体の状態も26、7歳のころよりずっといい」と衰え説を一蹴。「タグチは9回でKOすると言っているらしいが、私は7回までのどこかで彼をKOする」とどこまでも意気軒高だった。
河野に挑戦するインタノンは「ファイターの河野に押し負けない」ため、上の階級の選手と190ラウンドのスパーリングを重ねてきたというだけあって勝利への意欲十分。この日、かつて佐藤洋太からWBC世界S・フライ級王座を奪ったシーサケット・ソールンビサイ(タイ)に8年ほど前に勝ったことがあると明かしたサウスポーは「ボクサーである以上、世界チャンピオンが私の夢だ」と河野撃破を誓った。
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