小原佳太が当日計量クリア、王者はヒヤリの再計量
2016年9月9日 17時33分
2016年9月9日 16時46分
エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場で16日挙行されるWBC世界S・バンタム級タイトルマッチで長谷川穂積(真正)の挑戦を受ける同級チャンピオン、ウーゴ・ルイス(メキシコ)が都内の帝拳ジムで軽く動き、メディアのインタビューに答えた。
昨夜来日したルイスだが、見る限りコンディションは良さそう。もともとバンタム級で戦っていた選手で「S・バンタム級に上げて、さらにパワーアップした」と自信をのぞかせた。メキシコではロスモチスを離れ、高地でトレーニングを積んできたという。減量はリミットまで残り4~5ポンドとのこと。
長谷川にはリスペクトの念を抱いているようで「今回は私が試される試合だと思います」と、元2階級チャンピオンの実績に敬意 を表した。そして「カウンターパンチが得意なのでクレバーに戦います。スペクタクルな見せ場をつくります。ファンには後味のいい試合を見て帰ってもらいます」と、これはKO宣言か。ルイスは4年近く前に来日し、亀田興毅に1-2で僅差負けを経験している。それゆえ今回は明白な内容を心掛けている。
この日メディアの前で行った練習はシャドー、ミット打ち、バッグ打ちをそれぞれ1ラウンドのみ。汗もほとんどかかない程度のものながら、振りのスムーズな左フック、右ストレートは秘めた威力を感じさせた。ルイスが階級を上げてスピードとパワーが増したのは間違いないようだ。
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