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小原佳太が当日計量クリア、王者はヒヤリの再計量

2016年9月9日 17時33分

■IBF世界S・ライト級タイトルマッチの当日計量が9日午前8時から試合地のモスクワで行われた。S・ライト級はリミットが140ポンド(63.50キロ)で、当日計量では10ポンド(約4.5キロ)以上の増量が許されず、当日のリミットは150ポンド(68.03キロ)。挑戦者の小原佳太(三迫)は67.55キロで一発クリアしたが、王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)は68.20キロ。超過により2時間の猶予が与えられた。チャンピオンは1時間半後の再計量で67.60キロをマークし、立会人が試合成立を宣言した。試合は日本時間の10日午前5時ごろにゴングの予定。 =写真提供:三迫ジム=

王者の計量を見守る三迫会長(左)、小原は一発クリア

■WBA世界ミドル級“レギュラー”王者ダニエル・ジェイコブス(米)が9日(日本時間10日)、米ペンシルバニア州レディングで挑戦者15位で元WBC世界S・ウェルター級王者セルジオ・モーラ(米)と4度目の防衛戦。前日計量はジェイコブスが159.6ポンド(72.39キロ)、モーラが159.3ポンド(72.25キロ)。両者は昨年8月に対戦し、ジェイコブスが2回TKO勝利を収めたものの、初回にダウンの応酬、2回にモーラがダウンの際、足首を骨折して棄権という幕切れだった。

■WBAミドル級と同じリングでは、IBFライト級3位リチャード・カミー(ガーナ=24勝22KO)と4位ロバート・イースターJr(米=17勝14KO)がIBFライト級王座決定戦。カミーが135ポンド(61.23キロ)、イースターJrが134.5ポンド(61.00キロ)。ともに高KO率を誇る全勝対決。決定戦はランセス・バルテレミー(キューバ)の王座返上によるもの。

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