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ロマゴンvsクアドラス計量合格、英国ゴロフキンも

2016年9月10日 14時18分

 あす10日(日本時間11日)米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のザ・フォーラムで熱戦の火ぶたが切り落とされるWBC世界S・フライ級タイトルマッチの計量が9日現地で行われ、王者カルロス・クアドラス(メキシコ)が114.8ポンド(52.07キロ)、挑戦者のWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が114.6ポンド(51.98キロ)で合格。明日の試合を待つだけとなった。

いよいよ軽量級ビッグマッチはゴングを待つだけだ

 35勝27KO無敗で今回が7度目の防衛戦となるクアドラスと、リング誌のパウンド・フォー・パウンド・ランキングで1位に君臨する45勝38KO無敗のゴンサレスの一戦は軽量級の歴史に新たな1ページを刻むであろう注目の一戦だ。戦前の予想はミニマム級から一つずつクラスを上げ、この試合に4階級制覇をかけてゴンサレスが優勢。英大手ブックメーカー、ウィリアムヒルの最新オッズは、ゴンサレスの勝利に1.12倍、クアドラスの勝利に6.00倍をつけている。

ソト・カラスと再戦する亀海(右)、気合いの表情だ

 セミファイナルでは日本の亀海喜寛(帝拳)がヘスス・ソト・カラス(メキシコ=米)とS・ウェルター級10回戦を行う。両者は4月に対戦して引き分けており、今回がダイレクトリマッチ。試合の模様は大手ケーブルTV局のHBOで全米に放送される。亀海にとっては顔を売る絶好のチャンスだ。Photos/Top Rank

 ザ・フォーラムより先に行われるWBC&IBF世界ミドル級タイトルマッチは、英国ロンドンのO2アリーナで決戦のゴングを聞く。前日計量で王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が158.8ポンド(72.03キロ)、挑戦者のIBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(英)が159.4ポンド(72.30キロ)でリミットの160ポンドをクリアした。

 ミドル級ナンバーワンの絶対王者、35勝32KO無敗のゴロフキンに、36勝25KO無敗のブルックがクラスを2つ上げてチャレンジするサプライズマッチ。ゴロフキン有利の声が多い中、ブルックがどこまでやるかに注目が集まる。ウィリアムヒルズのオッズはゴロフキンの勝利が1.20倍、ブルックの勝利が5.00倍。

ゴロフキンとブルックは英国でゴング

 アンダーカードでは、IBF世界バンタム級王者リー・ハスキンス(英)が元王者スチュアート・ホール(英)を迎えて2度目の防衛戦。アムナット・ルエンロエン(タイ)を下して王者になったIBF世界フライ級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)がチャーリー・エドワーズ(英)と初防衛戦を行う。Photo/Matchroom Boxing

 米国のHBOはクアドラスvsゴンサレスをゴロフキンvsブルックとともに放送。日本ではWOWOWが午前11時からゴロフキンvsブルックを録画で、クアドラスvsゴンサレスをライブ放送する。

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